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イタリア車ミーティング

  • 3_mtg_ph4thumb
    初回のミーティングです。最初はランチアデルタミーティングでスタートしました。場所は福島、裏磐梯です。皆で軽くツーリングを・・・と思いましたが賛同者が思いのほか多く(感謝です)、昼食に困ったのも楽しい思い出です。

イタリア車ミーティング、Vol2

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    第2回は、デルタだけではなく、イタリアの車全般に広げました。場所は、釜房湖畔に集合し、蔵王を経由してのドライブ!前回の反省点を生かし、山形蔵王にホテルを予約して昼食をとりました。申し込み制にしたのもこれからです。

イタリア車ミーティング、Vol3

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    場所を岩手高原に移しての開催です。ツーリング色が濃くなりました。参加台数も増えてきました。

イタリア車ミーティング、Vol4

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    同じく岩手高原での開催でした。この時は横浜のアウトリキャンビイスコさんにご協力頂き、ゲストカーに「ストラトス」を持ち込んでいただきました。

イタリア車ミーティング、Vol5

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    場所を岩手高原から、地元宮城に変更しての開催です。(変更理由は開催場所が岩手山の火山活動が活発化した為、グリーンシーズンの営業を中止するとのコメントがあったからです) リゾートパークオニコウベでの開催。このときもイスコさんのご協力でゲストカーにデルタのラリーカー(アクロポリスウィナー)本物!!を持ち込んでいただきました。参加台数は100台を越え、参加者は150名を越えました。

イタリア車ミーティング、Vol6

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    同じくオニコウベでの開催です。女性向けにティーレッスン等を企画しました。

内容報告

2017年12月25日 (月)

基本的なことですが

なかなか記事として書くことが少なくなり、

ブログの更新も滞り気味ですがボチボチ更新して行きますので引き続き宜しくお願いします。

さて、今回のネタは・・・・

Img_2253_800x600
チャージランプ

バッテリーの形をしたランプです。

通常メーターパネルの中にあり、

イグニッションをオンにすると点灯して、エンジンを始動すると消灯します。

充電系統に異常がある場合は、エンジンを始動しても消灯しなかったり、ぼんやり点灯して完全には消灯しない場合もあります。

簡単に説明すると
(コンピューター制御は除きますが理屈は一緒です)

スイッチをオンにすると、

チャージランプの回路(電球)を経由して
発電機(オルタネーター)に電気が流れて点灯します。

エンジンを掛けて発電が始まると

イグニッションオンで流れてきて来ていた電圧(12V)と発電した電圧(12V)が打ち消しあって電圧差が無くなり、消灯する。と理解して下さい。

ぼんやり点灯する場合は、発電量が少ない為に、その電圧差で完全には消灯しなくなるのです。

ただ、

これとは別の事例が時々あります。

既にチャージランプの電球(電球使用の場合)が切れているのに気が付かず、異常が発生している事が分からないケースです。

クルマに乗り込んで、直ぐにキーを回して始動する方に多いです。

イグニッションオンでチャージランプが点かず、
始動しても点かないから異常が無いと思ってしまう訳なのです。

クルマに乗ったら、

キーをイグニッションオン、

メーター内の警告灯などを確認し、点灯、消灯するものも確認
(今時は自己診断している場合もあります)

それからエンジンを始動する様にして下さい。

日頃の心がけひとつでトラブルに気付き易くなります。

クルマに慣れすぎると見逃してしまいますよ。

2015年8月28日 (金)

フィアットパンダ(141)オーバーヒート

ブログは久しぶりの更新です。

フィアット パンダ(141) 4×4

オーバーヒートの修理ご依頼を頂きました。

Dscn3189
今年の夏は、特に暑かったので冷却系は、かなり頑張ってくれたと思います。

単にオーバーヒートといっても原因は多々あり、必ずしも「コレを交換(修理)すれば大丈夫」何て事は有りません。

このパンダが特に良い事例でした。

水温計は110℃を越えるあたりで(一応)安定?していた状況

ラジエーターファンが(スイッチ部直結でも)回らない事を確認し、ファンのカプラを点検しようと取り外しを試みますがNG・・・

どうしても外れないので諦めて切断して確認します。
(この時点で溶解しているのは想像できます)

Dscn3192Dscn3193結果はご覧の通り、内部で焼損が進み、溶けています。

カプラを新造して、水温スイッチを点検するとNG・・・

この時点でスイッチ部のカプラ直結ではファンが回る事を確認

水温スイッチを手配し、到着を待って交換しました。

水温計は上がるもののファンが回る気配は無し、アッパーホースは(触診で)温水が回っている事は分かりましたが、これは?と思いサーモスタットを取り外して確認するとNG・・・

Dscn3190結局、

Dscn3191
これらのパーツの交換が必要でした。

順序は分かりませんが、カプラは経年による同通不良や暑さにより過剰に回り続けたお陰で焼損し、サーモは多分少しずつNGになっていたのに(暑さにより水温高めと判断?)気が付くのが遅れ、全ての条件が重なったのかな?と推測しています。

何れにしても、故障は一筋縄では修理できない場合もある訳です。











2015年6月12日 (金)

アルファロメオ159 3.2 JTS

ブログは久しぶりの更新です。

アルファロメオ159 Q4の整備ご依頼を頂きました。

車検と一緒にプラグ交換をして欲しい、インテークの状態を確認したいとの事です。

基本的な車検整備、消耗部品の交換を終え、インマニを外します。

Dscn3025
外した状態

Dscn3024
インテークポートの拡大

Dscn3026
見辛いですが追加

Dscn3027
もう一枚、全て違うポートです。

Dscn3028参考までにインマニ画像

Dscn3029
拡大

Dscn3030
内部です

Dscn3031
この個体は走行4万km弱

直噴エンジン特有のカーボン蓄積が確認できます。














2015年3月 9日 (月)

159車検整備(記録及び報告用)

アルファロメオ159 2.2JTS

車検整備のご依頼を頂きました。
(Kさん、ありがとうございます)

点検は順調に進みましたので記録を貼り付けておきます。

エンジンチェックランプが時々点灯するとの事でテスターを掛けてみました。

Img_5148スキャン結果です。

詳細は、

Img_5151
う~ん・・・

少し考えます。

Img_5150




2015年2月 9日 (月)

ランチア デルタ車検整備

ブログは久しぶりの更新です。

車検整備のご依頼で山形からお越し頂きました。
(Yさん、ご依頼ありがとうございました)

最近の傾向としては、生産終了後20年経過したクルマだからこそ出てくる不具合が多くなっています。

例えば、今回のご依頼内容の中に、タイミングベルト及びウォーターポンプの交換が入っていました。特に問題が無ければスムーズに進む内容ですが、

Img_5110
タイミングベルトテンショナーベアリングにオイルが付着しているのが分かるでしょうか?

Img_5111主原因と思われる部位が、バランサーシャフトのオイルシールでした。(時間の経過があり、主に漏れているであろう箇所、汚れのひどい部分がここでした)

Img_5112ブラケットごと取り外します。

Img_5113Img_5114清掃、シール交換後の画像です。

折角タイミングベルトを交換しても、オイル漏れを修理しておかなければ本末転倒で、オイル漏れが増大するとベルト切れやコマ飛びを起こす危険性が増えてしまいます。

また、

Img_5108
ドライブシャフトブーツの破損

Img_5119ステアリングギアボックスのタイロッド(エンドではありません)のガタ等で車検不適合になるケースが多々出て来ました。

オーナーが気が付かない(気が付きにくい)症状としても明確に出難いよう整備箇所、項目が増えて来ています。

気が付きにくいとはいえ、整備完了後にお乗り頂くと、整備前と後の違いはハッキリ分かるほど違います。

順調に、何事も無ければ、大凡このくらいの期間で終了(完了)します、とはクルマを詳しく確認しない限り言えなくなって来ています。

とはいえ、デルタは楽しいクルマです。

自分の仕事は、不良箇所を見落とさずオーナーに伝え、出来る限り良い状態で乗っていただくお手伝いをさせていただく事だと思っています。














2014年11月25日 (火)

147GTA ドライブシャフト(ブーツ)

車検整備のご依頼を頂きました147GTA

Img_5045

初めての(整備)ご依頼なので、車の状態を先ず確認

Dscn3020ドライブシャフトブーツが切れています。

このままでは車検は通りません。

オーナーと相談の結果、ドライブシャフトブーツは全て交換する事にしました。

Img_5046
ドライブシャフトを外し、

Img_5047
バラバラにして清掃
(分解、清掃は一気にやるので画像は有りません)

Img_5048
インナー側のボールが若干焼け気味です。(小→アウター側、大→インナー側です。変色は画像では分かり難いと思います)

Img_5049乳化してしまった古いグリスを全て取り除いて組み立てに入ります。

ドライブシャフト脱着時にロワーアームのボールジョイント部分の「ガタ」も見つかりました。オーナーにご確認頂き、同時交換する事にしました。

作業(工賃)的にも関連する部分であり、一時的な出費は増えてしまいますが、後からもう一度同じ作業工程が必要になる事を考えると、このタイミングで交換する方が得策だと思います。








2014年11月13日 (木)

フィアット パンダ(141)車検整備

フィアット パンダ(141)4×4

車検整備のご依頼を頂きました。
(Tさん、ありがとうございます)

少しずつ部品の注文を頂いたり、不具合箇所に手を掛けて来たパンダですが、車検整備のご依頼は今回が初めてです。前回までは購入先(?)で受けられていたようです。

さて、

141パンダは、ヘッドライト内部の樹脂クリップがよく壊れてしまいます。ココがNGだと、ヘッドライトの光軸調整が出来ず、車検は受けられません。

案の定、確認してみると見事に壊れていました。

Dscn2995
早速ヘッドライトを外します。

Dscn2996
壊れる部分はココです。

Dscn2997
Dscn2998
片側3ヶ所で留められていますが、左1ヶ所、右2ヶ破損していました。

これは、ヘッドライトの反射板を調整する部分が固定されている部分で、固定されない→反射板がガタガタ→光軸調整不能になってしまいます。

破損原因としては、樹脂パーツなので経年劣化、ヘッドライト内部とはいえ、日光が当たりますので紫外線による劣化、もう一つは、前述の理由で脆くなっている所にバルブ交換等で不用意に力を加えてしまう事も破損に繋がります。

この部分の修理は完了しました。

次にリアブレーキ、

Dscn2999サイドブレーキを作動させるリンクロッドが固着してました。

ビクとも動かず、浸透剤を掛けて何とか動かし、錆を落として可動する用に修正しました。また、これが動かなかった事によってリターンスプリングが欠損しているのも見つけました。

Dscn3000
Dscn3001
サイドブレーキの動きも改善し、ようやく車検を受けられる状況までこぎつけました。











2014年10月28日 (火)

アルファロメオ156 V6 車検(他)整備

156 V6の車検整備ご依頼を頂きました。
(Kさん、いつもありがとうございます)

車検、といっても様々な点検項目が有りますから、NGな部分は当然整備(修理)は必要になります。これを行なわないと、車検を受ける事自体がNGになります。

NG箇所には、オーナーが気付いていない箇所も当然ある訳で、それに加えて「二次的災害」も起こり得る可能性は有ります。

Dscn2946降雪地域特有の二次的災害の代表は「錆」

融雪剤による「錆」の発生は、どうしても否めません。

錆により、分解行程が大きく変わることもあります。

この車両は、点検の結果、リアの足廻りにガタが有り、それを改善しないと車検は勿論NGでしたし、車検と同時にショックアブソーバーの交換及びアライメント調整のご依頼も有りましたので、そのままの状態でアライメントを正常値にすることは出来ませんし、仕事として完結できません。

分解を進めるも「錆」が邪魔をして作業の速度が遅くなります。

バーナーで炙る方法も有りますが、ブッシュ(ゴム製)や、やはり錆で取り外す事のできなかったABSセンサー(樹脂製)も考えれば使用は出来ません。

地道に時間を掛けて作業を進めます。

結果、リアのディスクローターも錆の為、ハブと一体化しており、ハブごとローターを取り外しました。

Dscn2949
ベアリングはバラバラです(交換になります)

結局、通常手順ではローターはハブと分離出来ず、プレスを使用して分割しましたが、ローターもゆがみが酷く、研磨修正の限度を越えるので残念ながら交換です。


錆との格闘のあと

Dscn2954
Dscn2955
シャフトに残ったハブベアリングのインナーコーンを外します。

Dscn2956
取り外す事のできなかったABSセンサー

この為、センサーをナックルに付けたまま、トランクルーム内のカプラを外して配線ごと取り外しました。

作業中に折れてしまったボルトを抜き取り、ネジ山を修正してボルトを交換します(都合3ヶ所でした)

Dscn2960_2
ガタの発生原因の一つ

Dscn2962ナックル下部のブッシュは、ご覧の通り、カラーを残してゴム部分のみがスライドしてしまう状態でした。

カラーを抜こうとプレスで押してみましたが、ビクともしません・・・

Dscn2964リューターで内部を削り、割って取り外します。

Dscn2965
交換後、

Dscn2966
交換後のハブ(新品)

Dscn2967
もう一つのガタの原因

Dscn2976
リンクアームブッシュ

Dscn2978
Dscn2979ここまで交換し、ガタは消滅・・・

これでアライメント調整に入れます。

Kさん、お待たせしておりますが、もう暫しお待ち下さい。













2014年10月13日 (月)

ジュリア1750GTV 2速3速不調修理

Dscn2906
アルファロメオ 1750GTV

ミッションの不調にて整備ご依頼です。
(Iさん、いつもありがとうございます)

2速シフト時にギア鳴りをおこし、スムーズにシフト出来ない、また、3速もイマイチなので思い切ってオーバーホールを、とのご依頼です。

先ずはミッションを降ろして、内部の点検

Dscn2904
Dscn2905
さらに分解を進めます。

オーナーが一番気にしていた2速のシンクロリング

著しく磨耗しているのが画像でも分かると思います。

Dscn2923シフトの際、シンクロスリーブが移動してリングと接触する事でギアにブレーキを掛け、回転を落としてシフトを入り易くするのですが、リング、及びスリーブの磨耗が進んでおり、うまくブレーキが掛からずにギア鳴りを起こしていたものと推測できます。

手配したリングに全て交換し、スリーブは組み替えを行い、部品の調達状況の割には上手く組む事ができました。

Img_5038
試運転の結果も上々で、先程オーナーに引渡し、確認走行を行なって頂きましたが、OK!の回答を頂きました。

調子が良くなった!と褒められる事が一番嬉しいですね。

メカ冥利に尽きます、ありがとうございます。

後は、オーナーにその後の注意事項をキチンとご説明し、丁寧な操作をお願いして無事納車となりました。







2014年9月 4日 (木)

交換部品

少し前になりますが、デルタEVOL1のクラッチ、オイルパンガスケット等の交換(整備)をさせて頂きました。

納車の際にお見せできなかったので、ブログに貼り付けておきますね・・・

Dscn2734クラッチディスクとカバーです。

走行距離(磨耗状況)を考えると、もう少し持ちそうでしたが、作業の性質上(コスト的にも逆に)このタイミングで交換させて頂きました。

Dscn2737その理由は、このガスケット

オイルパンのアッパーとロワーです。

ロワーガスケットの交換は簡単ですが、アッパーの交換は、センターデフとミッションを移動しなければなりません。結果として、ミッションの脱着(若しくはそれに近い作業)をする時に同時に作業(交換)する事が望ましいわけです。

オイル漏れが気になる→アッパーガスケットから→ミッションを降ろす?→クラッチも交換しておく?、という流れになる訳です。

Dscn2735
クラッチのマスターシリンダー及びレリーズシリンダー

クラッチを交換すると、操作の重さ(軽さ)とミートポイントが変わります。交換前は「重く」交換後は「軽く」操作感が変わります。

重い状態で使用していたので、内部に掛かっていた荷重は大きかったと思います、が、軽くなるんだから良いだろう?というわけでも有りません。

荷重大→内部の磨耗が進む→交換後にミートポイントが変わる為、ストロークポイントも変わる→フルード漏れが起き易い、というふうになるんです。

ストロークポイントが極端に変わるのはレリーズ側ですが、マスターとレリーズは同じ回数動き、消耗しています。この為、やはり同時交換が望ましいわけです。

Dscn2736
上側の2個、エンジン後部、フライホイールを外さないと交換できないシールです。ここまで作業すると殆どついで、見たいな作業ですが、後からもう一度やる訳にも行かない部分です。これも同時交換。

最近多いのは、ターボホースの亀裂

Dscn2738Dscn2739ブローバイガス(オイルを含んでいます)等により、劣化(経年もあります)して行きます。ターボですのでこのホースに亀裂が入っている事は好ましくありません。こちらもやはり交換ですね。

福島のTさん、報告が遅くなってすみません。

以上のような内容でした。











より以前の記事一覧