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イタリア車ミーティング

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    初回のミーティングです。最初はランチアデルタミーティングでスタートしました。場所は福島、裏磐梯です。皆で軽くツーリングを・・・と思いましたが賛同者が思いのほか多く(感謝です)、昼食に困ったのも楽しい思い出です。

イタリア車ミーティング、Vol2

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    第2回は、デルタだけではなく、イタリアの車全般に広げました。場所は、釜房湖畔に集合し、蔵王を経由してのドライブ!前回の反省点を生かし、山形蔵王にホテルを予約して昼食をとりました。申し込み制にしたのもこれからです。

イタリア車ミーティング、Vol3

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    場所を岩手高原に移しての開催です。ツーリング色が濃くなりました。参加台数も増えてきました。

イタリア車ミーティング、Vol4

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    同じく岩手高原での開催でした。この時は横浜のアウトリキャンビイスコさんにご協力頂き、ゲストカーに「ストラトス」を持ち込んでいただきました。

イタリア車ミーティング、Vol5

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    場所を岩手高原から、地元宮城に変更しての開催です。(変更理由は開催場所が岩手山の火山活動が活発化した為、グリーンシーズンの営業を中止するとのコメントがあったからです) リゾートパークオニコウベでの開催。このときもイスコさんのご協力でゲストカーにデルタのラリーカー(アクロポリスウィナー)本物!!を持ち込んでいただきました。参加台数は100台を越え、参加者は150名を越えました。

イタリア車ミーティング、Vol6

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    同じくオニコウベでの開催です。女性向けにティーレッスン等を企画しました。

最近の整備

2020年1月31日 (金)

オイルの話(寒い時期にある症例)

冬とはいえ、暖かい日が続いています。

とはいえ、やはり東北、気温的には厳しいです。

さて、オイルの話

設計年次の旧い車には鉱物油、新しい車には化学合成油、とよく言われます。

オイルの性能的には化学合成の方が優れていることは否めません。

では、何故相性的に合わないといわれるのか

結論からわかりやすく言うと、

化学合成の方が浸透性に優れており、細かなところまで入り込んでくれる性質があるから

このため、ガスケットの密着が現代の車に比べて比較的甘い(工作加工精度やガスケットの材質も含みます)設計年次の旧い車には合わない、といわれる由縁だと思います。

逆に考えれば、細かなところまで浸透してくれる性能を鑑みると、性能的には化学合成に軍配が上がると思います。

 

先日、オイル交換のご依頼があり交換をさせていただきました。

オイルは鉱物油指定だったため、お客様に好みのブランドのものをお持ち込み頂くようにアナウンスしました。

抜き取りも終わり「随分かためのオイルだな~」(20w-50)と思いながらも注入

その後、エンジンが始動不能に・・・

セルモーターの回り方がバッテリー上がりのように重く、バッテリーが上がったのか?と思ったほどです。

エンジン始動用の補助電源を使い、セルを回しましたがNG、プラグが完全にかぶってしまいました。

結局スパークプラグを交換し、シリンダー内部のガソリンを飛ばし、オイル交換(化学合成10w-40)して始動可能に。

寒い時期に粘度の高いオイルを使用すると始動不能になる場合がある勉強をさせていただきました。

 

オイル交換をするタイミングと粘度指数の選択は意外に大切ですね。

 

 

 

 

2017年1月20日 (金)

インジェクターのオーバーホール

Img_0469
インジェクターのオーバーホール(以下、O/H)をしてみました。

お陰様で長くお付き合いして頂いているお客様が多く、同時にクルマも長く見せて頂いております。

必然的にクルマも順調に年を重ねて(経年ですね)、少しずつ新車当時からは性能が低下して行きます。これは仕方の無い事です。

部品に関しては、あらゆる部分の「新品交換」等して行ければいいのですが、当然コストも掛かりますし、古くなったクルマには避けて通れない「欠品、生産中止」等も有る訳で、なかなか思うようには手入れして行けない所です。

インジェクターも経年で噴射状態が悪くなったり、噴射量にバラツキが出てきたりしますが、如何せん目視で確認できる部分でもなく、気にならない(気にしていない)オーナーも多いと思います。

そこでインジェクターのO/Hを施工してみました。

内部の消耗部品、フィルターなどの交換、超音波洗浄、噴射量、状態、等のテストもしてくれるし、(希望者には)テストレポート等も発行してくれます。

新品でインジェクターを交換するよりも、遥かにコストは抑えられます。

ただし、本体からのガソリン漏れ等はNGで、その場合は勿論新品にするしか有りませんが、逆に考えれば、これを確認してNG判定してくれるのも安心ですね。

O/Hは走行距離10万kmが目安だそうです。

検討してみる価値は十分にあると思います。

2010年11月 5日 (金)

ホースの再生

暫くぶりの更新です。

ネタは沢山あるのですが、アップの時間がなかなか取れず・・・

さて、

既に生産中止になってしまった「ホース」の類でお困りの方は多いと思います。

今回は、ホースといっても「耐圧」ホースです。

ランチア テーマのパワステホースを再生しました。
(生産終了品です)

Img_1579 金属のパイプ部分とオリフィスは再使用しています。

Img_1580 ブラスト処理後、塗装されています。

2009年7月 5日 (日)

フューエルホース

続けて2台、フューエルホース交換を行いました。

車両は、ランチアデルタのEVO1とEVO2です。

車齢で考えても15年位経過していますので、燃料ホースのリフレッシュは必要な時期に来ていると思います。

Img_0154交換したのはエンジンルーム内のIN側及びアウト側。

助手席側の足元の上からエンジンルームに向けてパイプが出ていると思ってください。

作業をする為には、オルタネーターの脱着が必要です。

ちなみに・・・・

Img_0158 EVO1とEVO2のホースの比較です。

左が2、右側が1のホースです。

1のホースは16Vと共通の布メッシュ。

疲労が進むと「ポキッ」と折れてしまいます。

エンジンルームは高温になりますし、
ゴムホースの耐用年数を考えれば仕方ないですね。

Img_0155Img_0156 フューエルレギュレーター部分のホース。

Uターンしている所の部分です。

アルミのカシメの下は・・・

アルミの腐食がお分かり頂けると思います。

2008年11月28日 (金)

フィアットパンダ、3連発

ヒーターの効きが悪いとの事での修理です。

昨年、一昨年とヒーターが効きにくい状況で使われていました。

最初は風の出が悪いと思い、電装系を疑いましたが違った様です。

2度目は・・・もしかして?と思い、ヒーターコアを疑いました。

コアのインとアウトのホースを外して、水道のホースを繋いで水を送ってみた所、最初は全く水が出ず、?、と思った次の瞬間、泥水の様な色のモノが一気に出てきました。

要は、コアに錆びや汚れが詰まってしまって温水が流れない状況だったのです。

ただ、水は通りましたが効きはイマイチのようでした。流れやすい部分しか通らないので熱を変換する為の絶対量が足りないようです。前年よりは効くものの、温まり方はイマイチ・・・1年間我慢した様ですが、今年はヒーターコアをAssyで交換し、万事OK。

自分の説が正しいか確認の為に外したコアを分解してみました。

Img_0010 コアとサイドタンクを外した所。

コアはアルミ製。

サイドタンクはプラ製です。

爪を曲げてカシメるタイプなので一つ一つ外します。

Img_0008

Img_0007タンクの拡大。

ゴミ(錆び?)が蓄積しています。

これが諸悪の根源。

でも、これを見る限りゴミは少なそう?

Img_0009Img_0011 コアのサイドから見たところ。

中には抵抗を出す為に螺旋状のモノが入っています。これはアウトビアンキのラジエーターなんかにも入っている物と一緒です。

流速を落として熱への変換効率を少しでも上げようとしていると思えますが・・・・

Img_0012 ・・・・で、

←これ・・・・

詰まっちゃしょうがないですよね。

クーラントの定期交換はお忘れなく・・・

Img_0006 ・・・・・・オマケ

ヒーターコックも漏れていました。

フィアットパンダ、2

同じく旧型パンダ(4×4)です。

リアハブにガタがあり、車検が通りませんでした。

Img_0003 取り外しは比較的簡単です。

裏側からボルト4本で固定されています。

これを外せばハブのみ外す事が出来ます。

Img_0004Img_0005 これで完成。

ガタは消えました。

フィアットパンダ、1

旧型フィアットパンダです。

よくトラブル所といえば・・・・

Img_0001_2Img_0002 ドライブシャフトブーツ。

破けるとミッションオイルが漏れてきます。

これを交換するためには、ドライブシャフトの脱着が必要です。

ここがトラブル理由は、

他の車両の大半は、ドライブシャフトと一緒にブーツも回転する構造なのですが、パンダはブーツが固定されており、サスペンションの上下運動にあわせて同じ所だけ上下運動してしまう事により裂けてしまうのです。

Img_0014 このブーツはオイルシールが無い分、ここにもオイルがまわる構造になっています。

ですから、ここが裂けるとオイル(ミッション)が大量に漏れる事になるわけです。

2008年7月24日 (木)

バルケッタ

Img_0145Img_0146 バルケッタです。

EXマニの遮熱版。

共振して割れるようです。

←見事に・・・・・

割れていますね。

↑簡単に外れそうですが、ラジエーターを移動しないと外れません。

ボルトは外れるのですが、カバー自体が出てこないのです。

大きめのワッシャを入れて対策しようとしましたが、良く見てみると最初からその形状。

結局、約1時間かかりました。

2008年6月30日 (月)

バルケッタ

遠く、秋田からご入庫頂きました「バルケッタ」です。
ありがとうございます。

ちなみに、バルケッタは小船という意味です。

さて、内容をご報告いたします。今回は「タイミングベルトの交換」

PhotoPhoto_2 作業の為に、F右のタイヤとインナーフェンダーを取り外します。

また、クーラントのリザーバータンクを取り外さないと作業性が悪いので取り外しての作業開始です。

Photo_9Photo_10 また、ドライブベルトを取り外す際に、エアコンのコンプレッサーがエンジンブラケットに極端に接近している為、コンプレッサーの取り付けボルトを4本緩めてコンプレッサーとのクリアランスを確保しないとベルトを外す事が出来ません。

Photo_4Photo_3 バルケッタのタイミングベルト周辺は、バランサーベルトの無い155、145の16Vエンジンと思えば良いでしょう。

カバーを外すと、内部はこのようになっています。

ベルトには交換歴が有るようでした。

プーリーに合いマークがペイントされているのが分かると思います。

Photo_5Photo_6Photo_7左から、

比較用。

新品。

取り外したプーリーの順です。

アルファの時に紹介した内容と同じで、プラ製のプーリーが装着されていました。
これをアルミ製の物に変更します。

後は、リクエストのあった
「変形しているカバーの交換」
「アイドルコントロールバルブの清掃」
「排気音センサーの修復」
「エンジンオイル、エレメントの交換」
等も終了し、納車を待つのみとなりました。

お待たせしました、「バル秋田さん」お引取りをお待ちしております。

2008年5月13日 (火)

今は・・・・

Img_0001 ←コレのクラッチオーバーホール中です。