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イタリア車ミーティング

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    初回のミーティングです。最初はランチアデルタミーティングでスタートしました。場所は福島、裏磐梯です。皆で軽くツーリングを・・・と思いましたが賛同者が思いのほか多く(感謝です)、昼食に困ったのも楽しい思い出です。

イタリア車ミーティング、Vol2

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    第2回は、デルタだけではなく、イタリアの車全般に広げました。場所は、釜房湖畔に集合し、蔵王を経由してのドライブ!前回の反省点を生かし、山形蔵王にホテルを予約して昼食をとりました。申し込み制にしたのもこれからです。

イタリア車ミーティング、Vol3

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    場所を岩手高原に移しての開催です。ツーリング色が濃くなりました。参加台数も増えてきました。

イタリア車ミーティング、Vol4

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    同じく岩手高原での開催でした。この時は横浜のアウトリキャンビイスコさんにご協力頂き、ゲストカーに「ストラトス」を持ち込んでいただきました。

イタリア車ミーティング、Vol5

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    場所を岩手高原から、地元宮城に変更しての開催です。(変更理由は開催場所が岩手山の火山活動が活発化した為、グリーンシーズンの営業を中止するとのコメントがあったからです) リゾートパークオニコウベでの開催。このときもイスコさんのご協力でゲストカーにデルタのラリーカー(アクロポリスウィナー)本物!!を持ち込んでいただきました。参加台数は100台を越え、参加者は150名を越えました。

イタリア車ミーティング、Vol6

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    同じくオニコウベでの開催です。女性向けにティーレッスン等を企画しました。

最近多い整備内容

2012年9月16日 (日)

リアブレーキ(ブッシュ)

東北地方特有(融雪地域特有?)かもしれませんが、リアアームの内側に付いている「ブッシュ」がボロボロになり、消滅しているデルタが多くなって来ました。

Img_4026白マルで囲まれた部分に入っている(筈の)ブッシュです。

ブレーキング時、車両の姿勢変化(フロントが沈み、リアが浮く)に対して、ブレーキのバランスを取る装置にリンクで接続されています。

このブッシュがなくなってしまうと、姿勢の変化に対する情報が正確に伝達できなくなりますし、何よりも異音が発生します。

アームにブッシュが組み込まれていて、センターにピンが入っているのですが、ピン自体が錆びてしまう為、車両の動きによって磨耗していく事と、それに加えてブッシュが樹脂製の為に経年劣化があるので磨耗自体が加速するようです。

Img_4028ピンを抜いて外してみると、完全にブッシュが消滅しています。

反対側も外してみましたが、ピンを抜いているそばから「粉々」になって行き、最後には、やはり無くなってしまいました。

Img_4027リアマフラーの遮熱板で、若干は見え難いですが、下から覗き込めば何とか見ることが出来ると思いますので、時々は覗いて点検してみて下さい。







2012年8月27日 (月)

コンピューター システムチェック

最近ご依頼の多い内容として、

コンピューターのシステムチェックが挙げられます。

こちらは、新規のお客様の147T/S セレスピード
(福島のF氏、ご依頼ありがとうございます。)

Img_4009セレスピードの不調、との事でしたが、

基本的な部分として、オイルの量のチェックが必要です。

若干、セレオイルが不足しておりました。

油圧不足が発生する可能性が有ることをご説明させて頂きました。

次は、159 2.2JTSです。
(M氏、ありがとうございます)

別件でのご依頼でしたが、ついでにチェックしてみました。

何事も無さそうでしたが、やはりフォルトが入っています。

Img_4010個別に出してみると、

Img_4011
Img_4012
メモリーされたフォルトを、ある程度定期的に確認して、修理や交換の必要性があるのか否かを確認していくと良いかもしれませんね。

チェックご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。









2012年8月10日 (金)

フューエルポンプ、連発です。

ここ最近、フューエルポンプの交換ご依頼が急激に多くなっています。

実際、これ以外にも盆休み明けに、ご予約を頂いております。

Dsc_0685
画像のように、マウントラバー及びリング部分のガスケットがボロボロに(溶けて)しまっています。

このラバーの殆どは、ポンプのケース内に脱落しているわけで、フィルター部分に目詰まりを起こし、燃料が吸い上げられず(抵抗が増え)結果として、エンジンの始動不能に陥ります。

いつ起こるか、いつまで持つか、は、はっきり言っていえませんが、そろそろ殆どのデルタが交換時期にさしかかっているであろう事は、最近の交換作業の度合いから分かると思います。

突然のエンジン始動不能にならない為にも、交換暦の無いデルタは、予防として交換をされたほうが良い時期なのだと思います。

2012年1月15日 (日)

電装系トラブルについて

ランチア デルタの整備で最近多い内容が、電装系のトラブルかもしれません。

年数的にも、かなり経過した部類に入っていますので、当たり前かとも思われます。

以前も書きましたが、最近特に多いので再度記載しておきます。

デルタは、集中アースポイントが数箇所有ります。

特にトラブルになりやすいのが、エンジンルーム内部。

室内にもアースポイントはありますが、外気にあまり触れないので、エンジンルームから比べれば比較的トラブルは少ないと言えると思います(全く無いわけではありませんよ)

エンジンルーム内部のアースポイントは、

バッテリートレーの下部、ヘッドライト裏側の下部、及びエアクリーナボックス下部(取り外さないと分らないかもしれません)の部分にあります。

8V、16Vはアースが1本1本差し込むタイプでEVOになると配線をまとめてボルトで固定して有ります。

電気は、流れないと正常に機能しませんから、いくら+の電源のみを追いかけても、アースに落ちていなければ流れてくれません。

電気は、水で、配線はホースと考えれば簡単です。いくら水だけ送り込んでも排水してくれないと水は流れませんからね。

これも、目視では確認できませんし、サーキットテスターや検電器等の微弱電流で反応してくれるものだと、ある程度の負荷が掛かった時に動かないケースは確認できない場合も有ります。

基本は、ボルトを外して、磨いて、締め付けなおす事でしょう。

出来ればボルトを変えて下さい。

外したアースボルトは、必ずと言って良いほど錆びています。

Img_3554電流が流れる事と金属の電位差によって腐食が増殖し、接触(導通)不良を起こしているケースが多々あります。

全ての電装トラブルが解決するわけでは有りませんが、確認しておくに越した事のない内容だと思いますので、お時間のある方はお試しを

2011年8月 2日 (火)

テスター導入

近年のクルマは、仮に不良箇所が分って、修理(部品交換)等をしても、コンピューターが「記憶」しており、エラーの消去等はコンピューター診断機が無いと出来ない。

以前から導入を検討していたテスターが(暫く前に)届いた。

Img_2838

TEXA、というメーカーのもの

2000年以降の、殆どの車種に対応可能

暫くの間、テストも兼ねて動かしてみたが・・・・

オーナーの目の前で診断すると、

とても「仕事をしているように見えない」のが少し残念(笑)

Img_2837
ただし、不良箇所の報告が目の前(画面上)で出来る為、不良箇所の説明が簡単であるのと、その為、納得して頂き易いと思われる。

本体を車両のカプラーに接続し、無線LANでパソコンと通信するもので、現在進行形の不具合及び過去のエラーデータ(不良箇所)が読み出せると共に、アルファロメオのセレスピード等の点検も行なえるので非常に助かると思われる。

もちろん、エラーデータの消去も可能。

また、ウチで取り扱いの多い、デルタや155、145等の車両にも対応するので、今後の仕事の心強い相棒になってくれると思う。

エンジンチェックランプやABS、その他の不具合をお持ちの方はご連絡下さい。

2011年6月 3日 (金)

ステアリングラックブーツ

車齢と共に、ゴムの部品は傷みます。

近年、車検でご入庫頂くデルタの殆どに、ステアリングラックブーツの損傷が確認できます。これは、走行距離、というよりは、経過年数によるものだと思われます。

ご依頼いただきましたS氏のデルタです。

Img_2365 お預かりする段階で、

「もしかすると切れていますので、その際は交換します」

とお伝えしましたが、

点検すると・・・

Img_2366 パックリと裂けていました・・・

今は、リプレース品が有るので助かります。

交換作業には、タイロッドエンドの脱着が必要になる事と、アライメント調整が必要になりますのでご注意下さい。

2011年6月 2日 (木)

156、147 ウィンドゥウォッシャホース

素材が(材質が)悪いのか、熱のせいか、アルファロメオの147、156に使用されている

「ウィンドゥウォッシャホース」は切れやすいようです。

Img_2359 切れるのは、ボンネットのヒンジ付近が殆ど。

Img_2360 この部分だけ交換できれば良いのですが、部品としては意外と長く、ボンネットインシュレーターの一部を外し、ノズルの根元まで交換しなければなりません。

Img_2361 車検、通りませんのでご注意を。

アルファロメオ V6 ウォーターポンプ

アルファロメオ V6 ウォーターポンプ画像です。

Img_2362

タイミングベルト交換の際、同時作業として行ないます。

Img_2364 走行距離は、7.2万km

多分、一度も交換していないと思われます。

Img_2363 樹脂製のプーリーの所にクラックが見えます。

完全に割れてしまうと、プーリーが空回りしてクーラントを送り出せなくなり、オーバーヒートを起こしますので、ある程度の距離を走行したら交換すべき部品のようですね。

2010年11月20日 (土)

ウィンカー

最近のクルマは、ウィンカーレンズが白色(クリアー)のモノが多くなりました。

時々(良くあるのですが)車検が通らない場合があります。

Img_1600 原因は、これです。

アルファなどに使われているウィンカーの電球は、表面に着色されたコーティングが施されているのですが、経年劣化(発熱もあるとおもいます)によって、コーティングが画像のように剥がれてしまうのです。

Img_1599

正常なものとに比較です。

表面が剥がれてしまうと、ウィンカーの点滅状態が白色(クリア)に見えてしまう為に車検不適合になります。

時々はハザード等で自分の車のウィンカーの色を確認してみると良いと思います。

2009年11月13日 (金)

クラッチ及びオイル漏れ

フューエル系に続き、不思議と最近多い依頼内容に「クラッチ」が挙げられます。

デルタのクラッチの平均的寿命は、おおよそ8万km前後と思われます。(使用状況により異なります)

クラッチのオーバーホール(以下、O/H)には、ミッションはもちろん、セルモーター、インタークーラーやパイピング等の補器類の取り外しも必要になりますから、費用は高額になりがちです。

クラッチのO/Hをすると、クラッチペダルのミートポイントが激変し、今まで繋がっていたポイントではなく、かなり奥で繋がります。(逆に切れるのはかなり上)

今までの経験上、クラッチのO/Hを行う際に同時にクラッチのマスターシリンダー及びレリーズシリンダーを交換することが望ましいと思われます。最近交換したばかりならば交換の必要性はありませんが、しばらく交換していない場合、ミートポイントの変化により、シリンダー内部の磨耗の位置が変化し、フルード漏れを引き起こす原因となってしまう場合が多々ありました。

また、同時に行う作業としては、フライホイールを取り外し、シリンダーブロックの背面に取り付けられている「シリンダーブロックカバー」という名のパーツ(バランサーシャフトの蓋です)の交換を行います。キャップなのですが、殆どと言って良いほどにオイル漏れが頻発する部分です。パーツ代金も安価なので是非交換した方が良いでしょう。

また、エンジンオイルパンのパッキンからオイル漏れをしていて交換が必要な場合もクラッチのO/Hの際に同時作業をする事が望ましいです。

オイルパンの脱着をする際に、ミッションの取り外しはもちろん、センターデフの取り外しも必要作業となるからです。

ここを別途作業にカウントしてしまうと、工賃が二重に発生することになります。

デルタの整備のコツは、纏める所は纏めて、バラに考えられる部分は別々に整備をすることだと思います。

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