シフトの話
久しぶりにV5.6純正のクイックシフトの取り付け依頼がありました。
その際に気が付いたことをまとめておきます。
ノーマルデルタのシフトフィーリングは、正直言ってイマイチの感が否めません。
「カチッ」とした感じでは無く
「グニュ」とした感じ
これはシフトロッド(リンク)のミッションとの結合部分にゴムブッシュを介している為で、V5用はデルリン製のブッシュが同じ所に使われています。
これが室内を通り、ミッションと連結されていますので交換作業は思っているよりかなり分解箇所が多くなります。
作業スペースの確保と左右のシートを入れ替える為にシートも外しています。
今回の作業で、意外と大切な部分を上げておきます。
この様に入っています。
既に割れてしまっていますが、ココのサイドに波ワッシャが入っています。これが意外に大切で、これが割れてしまうとシフトレバーがカタカタ動いてしまいます。
シフトレバーとシフトロッドには若干の隙間があり、このワッシャで左右の動きを制限していますので、割れてしまうと尚の事フィーリングが悪くなります。
グリスアップついでに確認してみると良いでしょう。
この部分は器用な人ならシフトレバーのブーツ、パネルを外せば出来る可能性は有りますがセンターコンソールを外した方が無難に作業できると思います。
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