セレスピードのOリングについて
久しぶりに記事的なモノを書きます。
(なかなか少なくてすみません)
アルファロメオ147、156の問い合わせで多い内容がセレスピードの不調です。
その中でも「Oリング」のキーワードがよく出ます。
Oリングとは
最近はネットで自分のクルマの不調等を調べる場合が多く、
「自分の車の不調はOリングによるものに違いない」
と、点検もしていないのに確信をもっている方も少なく有りません。
Oリングが原因による不調は、必ずセレオイルが減ります。
減ったセレオイルは、外部に漏れる場合とミッション内部に入り込むケースに分かれます。外部に漏れるのは確認し易いのですが、ミッション内部に侵入する場合は気付くのが遅れます。
ホースから漏れる場合もありますし、Oリングだけが原因ではない場合も多くあります。
セレオイルが減ると、油圧が正常でなくなる為にシフトが出来なくなります。
時々は自分の車の油脂類のチェックをしておけば、オイルの減りでシフト出来ないケースでも慌てる事はありません。オイルが減っている場合は補充すれば差し当たりシフトは回復しますが、原因を修理しておかないと継続的にオイルを補充する事になります。
不調の原因は多種多様で、様々なケースがありますので、ネットの情報を鵜呑みにせずに専門知識のあるショップ等で判断(診断)を受ける事をお勧めします。
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