ラジエーターの水漏れ
この場合の原因は、ラジエーター本体でした。
意外に多いのでご注意下さい。
デルタの(純正)ラジエーターは、真ん中の「コア」と呼ばれる部分が金属製、「サイドタンク」と呼ばれる部分が樹脂製です。
この「コア」と「サイドタンク」の間に、ゴムのOリング(パッキン)を入れて、カシメられて固定されています。既に、ラインオフしてから、かなりの時間が経過していますから、ゴムパッキンが古くなってしまい「硬化」してきているのです。
この場合の多くは、画像の周辺に水漏れを確認できます。
エンジンを掛けている時(温まっている時)は、漏れなくて、翌朝(冷えている時に)確認すると、少し漏れている状況の方は、ラジエーターを疑った方が良いかもしれません。
また、サイドタンクの樹脂部分に、劣化による細かなクラックが入ってしまう場合もあります。この場合も、経年劣化ですので仕方有りません。
クーラントの漏れ止め等のケミカル剤で、一時的に止まったとしても、再発する可能性は大です。あくまでも応急処置として考え、修理費用が確保できるまでの中継ぎ、と考えるべきでしょう。
注意、ホースの劣化でも同じような状況になる場合がありますので、誤解の無いようにお願いいたします。
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